採用理念
採用理念
技術や知識は、入社後にいくらでも身につけられます。一生懸命教えます。とはいえ、業界内でも際立ってレベルの高い施工を行う当社ですので、一人前になるまでに何度も失敗したり足踏みすることがあると思います。
だからこそ、これまでの人生が順風満帆だった人よりも、挫折してそれを乗り越えたことがある人、そんな人の気持ちがわかる人の方が強い。そしてそんな人たちが集まっているのが、当社の大きな特徴です。
学生時代にクラスの人気者だった、運動部で活躍していた、ヤンチャな武勇伝を持っている…そんな派手なエピソードも不要。
自分に自信がなくても、自慢できる強みや特技がなくても、大丈夫。目の前の相手の気持ちに気づく優しささえ持っていてくれれば、それは当社が採用したいと思う人材です。私たちに共感してくれる方、ぜひ仲間になってください。
世界の海を行き来する大型船の
建造に関わるなんてことも
どこでも通用する技術を一から
身につけることができます
決められた時間に集中して
オフはしっかり楽しんでいます
技術力が向上して任せる仕事が広がれば
給与アップで応えます
上司からの意味不明な叱責や
先輩からの理不尽な命令はなし
About shipbuilding
About shipbuilding
About shipbuilding
About shipbuilding
食料や資源の輸入、工業製品の輸出などの貿易のうち、日本では99.6%を海上輸送が担っています。
1950年半ばから日本の造船業がめざましく成長し、現在は日本・韓国・中国の3か国が世界の船の約9割を作っています。
造船の市場は世界規模。貿易を支える主役として、何度も不況を乗り越えながら成長を続けています。
四面を海に囲まれた日本にとって、海上輸送に使用する船舶を安定的に建造・修繕することは、安全保障と経済成長の両面で大きな意味を持ちます。だからこそ、製造業の海外生産比率が高まる中、造船業は国内に生産拠点を維持し続けることで技術や品質を担保しているのです。
コンテナを積載し、効率的に貨物を輸送する船舶。
原油を大量に積載して輸送するための専用船。
液化天然ガスを低温で輸送するための特殊船。
クルーズ客船やフェリーなど、乗客を運ぶための船舶。
鉱石や穀物などのばら積み貨物を輸送するための船舶。
海上の治安維持や救助活動を行う海上保安庁が所有する船。
戦闘艦や護衛艦、空母、潜水艦などの軍事目的で使用される船舶。
自動車やトラックなどの車両を大量に輸送するための専用船。
研究を目的として海洋の環境や資源を調査するための船舶。
海中に設置された機雷を探知・除去するための小型船舶。
Staff Interview
Moritomo(2015年入社)
子どもの頃から健康上の問題で何度も長期欠席したり、高校卒業後も仕事を長く続けることができず、姉の家に居候して面倒を見てもらっていました。その姉から、約10年前に中小路社長を紹介してもらったのが初めての出会いです。「無理をしなくていいから、ウチで働かないか」と声をかけてもらったことで、不安はあったのですが入社を決めました。実際に入社後も、体調のせいで休む日があったりと、迷惑をかけることもあったのですが、暖かく見守ってくれました。他のメンバーや仕事先から不平不満が出ないようにすごく気配りしてくれたり、「仕事を覚えるのはゆっくりでいい」と言ってくれたり、本当に感謝しています。
そんな私も今では部下を持つポジションにもなり、自分の現場や技術のことだけでなく、会社全体やメンバーのことを考えることが多くなってきました。最近では、安全衛生責任者資格を取得するための講習会に通ったり、独学ですがメンバーマネジメントを勉強し始めたりと、自分のスキルの幅を広げることに取り組んでいます。この仕事では、いろんな人が得意なことを活かせる場があります。黙々と作り物を綺麗に仕上げる人、スピーディに正確に進める人、共同作業で力を発揮する人など、必ず活躍できる場所があります。未経験でも大丈夫、ほとんどの先輩がそうですから。
Nakadomari(2010年入社)
社長とは高校時代からの友人という間柄です。特に仲良くなったのは、卒業後のことですが。卒業後にバックパッカーをしていた私が、久しぶりに日本に帰ってきたことを連絡すると、「一緒に働かないか」と誘われたのです。社長は当時から行動力と決断力がある男でしたので、私も勢いに押されて気づいたら「わかった」と即答していました。当時はまだ中仲ACSも設立前で、私はもちろん未経験からのスタート。私がなんとか仕事の基礎を覚え、楽しさを感じたくらいのタイミングで、一緒にこの会社を立ち上げました。
この仕事を始めてから20年近く経ち、わかったことがいくつかあります。まず、この仕事には大きなやりがいがあること。今では年間で8から12盃(船を数える単位です)の船の建造に関わるのですが、完成した船の進水式を見ると、いつも達成感に包まれます。次に、意外と運動神経や腕力が必要な仕事ではなく、小さなことに気を配ることや、図面通りにできない時の創意工夫などが求められる場面が多い仕事です。奥深い仕事なので、いまだに仕事をしていて成長を感じることができます。依頼主さんや他社の作業者さんから褒められたりすると、今でもやっぱり嬉しいです。
Ramesh(2022年入社)
出身はネパールです。日本には18歳でやってきました。もともと父が日本で働いていたこともあり、私も日本でいろんな知識や経験を身につけたいと思っていたのが理由です。来日してすぐ、住宅設備機器メーカーの工場で働き始めました。その頃一緒に働いていた同僚が中仲ACSに転職し、しばらくしてから声をかけてもらったことから、私も入社することになりました。船に関わる仕事はもちろん初めてでしたが、ネパールには海がなく本物の船を見るのも中に入るのも初めてで、「こんな大きなものをつくるのか」とワクワクしたのを覚えています。入社後は、優しい仲間と温かい社長のおかげで、もう初日から居心地が良かったです。良い会社に入れてラッキーでした。
入社してからおよそ3年で、今は板金を担当しています。やればやるほどこの仕事の面白さと難しさを実感していますが、それがモチベーションになっています。というのも、私の将来の夢はネパールで起業すること。現場で技術を学び、そして社長の下で営業や経営のことを学び、モノづくりの会社を立ち上げで母国に貢献したいと思っています。また、真面目に一生懸命働くのは、もちろん自分と妻と2人の子どもたちのためでもあるのですが、私が何か問題を起こしたり良くないことをすると「外国人は信用できないな」と外国人全員が悪い印象を持たれると思っているから。いつも外国人代表だという思いで行動することを心がけています。
Yamamoto(2022年入社)
中仲ACSに入社する前は同業の大手企業で働いていたのですが、その現場で中小路社長と一緒になり仲良くなりました。3年ほど前、その会社を辞めて間もない頃に、タイミングよく社長に誘われたのです。当時も一緒にいて息苦しさを全く感じることがなかったのですが、経営者と従業員という関係になった今も、全く変わりません。前職で溶接をやっていたこともあり、ここでも主に溶接を任されています。しかし、溶接というのはその種類や応用範囲がとても広く、まだまだ勉強しないといけないことが山積みです。特に造船の現場は狭いところも多く、無理な体勢で作業しないといけないこともあり、そのための技術も必要です。
入社して3年近くなりますが、この会社には「合わない人」がいないんじゃないかと感じています。個性豊かなメンバーが集まっているけれど、みんながお互いの個性を受け入れていて、みんなにとって居心地いい場所になっています。社長も含めてゲーム好きが多いというのは組織の特徴かもしれません(笑)。私の趣味は釣りとバイクなのですが、実は今乗っているバイクは、社長が長い間とても大切にしていたレア物の250cc。自分でコツコツ修理しながら、元気に走らせています。